絆ホールでの葬儀

年末年始(冬期)の葬儀事情

お客様や他業種の方との会話の中で「葬儀業界で繁忙時期などってあるのですか?」と訊かれることが多々あります。繁忙期については、「一年を通して冬期のほうが葬儀の件数が多い傾向にある」とお答えしています。

一説には空気の乾燥が良くなく、高齢者の方が体調を崩してしまわれやすい(感染症のリスクが高い)からや、寒暖差などによる循環器系へのダメージ(ヒートショック)などで亡くなられるケースが増えるからと言われています。

たまに「お盆も忙しいでしょ?」と訊かれますが、お忙しいのはお盆の法要が集中するお寺様の方ですね。法要で弊社の会館を使ってもらうこともあるので多少は影響あるかもしれませんが、葬儀の件数でいうと葬儀社はお盆が理由で忙しくなるなどはあまりありません。

以上のことから、繁忙期と言われれば冬期ということになり、同時にご遺族様への影響が大きいのもこの時期となります

年末年始葬儀社は営業しているの?

基本的に年末年始といってもいつもと変わりなく弊社も営業しています。火葬場が閉場する元日は火葬場に入場できませんが、お通夜・葬儀自体は元日に執り行っても特に問題はありません。

火葬場の空き待ち状態

冬期でご遺族様への影響が大きい事柄といえば、火葬場の空き待ちに関することになります。本来であれば亡くなってから大体2、3日後の火葬予約を取ることが可能ですが、冬期になると5、6日後しか予約が取れないといった状態となります。

このようなケースは年々増加傾向にあります。大きな都市では1月2月は10日待ちが続いていた時もあったとのことです。

冬期は葬儀の件数自体が増えると共に、1月1日の元日は火葬場が閉場する為(地域によっては閉場しない場合や三が日の間閉場したりする場合があります)、その一日分の件数が翌日以降に日延べとなり、雪だるま式に件数が増えながら後ろへ後ろへとずれていきます。

空き待ちの間のご遺体は?

通常は亡くなって2、3日で火葬という流れなので、ご遺体の安置はドライアイス1回ないし2回の処置で問題ありませんが、これが5日も6日も・・となるとご遺体の状態が気になると思います。

「納棺した状態」「安置場所の24時間暖房は控える」「すでに出血、傷みが始まっている状態ではない」などの条件はありますが、5、6日程であれば通常時と同じようにドライアイスの追加を、待つ日数に応じて交換すればほぼ大丈夫です

安置場所は?

都市部では温度管理可能な遺体保管庫を備えた施設などがありますが、全国的にはまだ広まっていません。なので、そういう施設を利用しない場合は、ご自宅や各葬儀社の安置室での安置となります。

施設や葬儀社の安置室を使う際、面会可能かどうかや安置費用に関しては各社金額設定がバラバラなので、直接問い合わせる事をお勧めいたします。弊社では、日延べの期間中でも、日中は自由に故人様と面会可能でございます。

まとめ

込み合う理由として述べましたが、火葬場が年始に閉場することが悪いわけでは決してございません。むしろ、炉の数を増やして受け入れ件数をアップさせたり、予約を取りやすくシステム改修をおこなうなど、弊社地域の火葬場はより良くしてくださっています。

それでもどうしても混みあってしまうのが冬期の葬儀事情であります。長い日延べの間、落ち着かない気持ちになることでしょう。しかしながらこの記事を読んでくださり、「仕方ないな」と気持ちを整理していただき、そして待つ間、副葬品として故人様との思い出の物を探したりなどして、故人様を偲ぶお時間に使ってもらえたら幸いです。