現在、葬儀の形式はとても多様化しています。それと同時に喪主・施主が葬儀の内容を細かく決める場面が多くなっています。
ひと昔前の自宅葬が主流だった時は良くも悪くもおおまかな葬儀形式はある程度決まっていて、葬儀社や地域の方のアドバイスと共に執り行っていました。
そのため、形式から考えなくてよい気楽さもあれば、弔問対応や葬儀でのやる事が多くてゆっくり偲べない面もありました。
そして時代や地域環境の変化により葬儀は「喪家主体」となっていき、簡略化となっていきました。喪家主体となり、家族葬や一日葬、直葬などさまざまな形式から選べるようになりました。ご遺族にとって「ちょうどいい」と感じられる葬儀を選択しやすくなっています。
しかしながら「豪華にすれば安心、質素にすれば賢い。」という簡単な話ではなく、ご遺族によって「ちょうどいい」の基準は異なるため、普段からもしもの時に備えて少しでも意識しておくべきでしょう。

何を基準に「ちょうどいい」を決めるのか
・葬儀の規模
家族葬が主流とはいえ、家族葬でも一般の弔問OKとするのか、しないのか。参列する人数はだいたい何人くらいになるのか、もしくは○人くらい、とご遺族で決めてしまう方法もあります。
・予算
葬儀の予算をどれくらいで考えるかによっても、自然と葬儀形式は決まってきます。葬儀社に予算をあらかじめ伝えておく方法もあります。予算に応じた提案をしてくれるはずです。
・宗教形式
高齢化や核家族化などで、スケジュールや体力的な理由で通夜が負担となり、葬儀のみの一日葬や葬儀式をしない直葬・無宗教葬を選択される方も増えています。また、直葬でもお寺様から短い読経や戒名(法名)をいただける場合もあります。
・式場選び
人数に合わせた式場規模や、自宅・最寄り駅からのアクセスなどで式場を選ぶのが良いです。通夜後に式場へ宿泊するかどうかを選ぶことができます。「遅くまで付き添いしたいけどお休みの際は自宅で」とお考えの場合はご自宅から近い式場が良いですよね。

大きすぎる葬儀・小さすぎる葬儀でのミスマッチ
こうしたポイントを十分に考えずに決めてしまうと、後になって「思っていた葬儀と違った」と感じることもあります。
・オプション追加が多くて費用がかさむ
非日常である葬儀で、急なご不幸の場合は特に気持ちも焦り、「葬儀において何が必要か、不要か」の判断がとても難しいです。内容を十分理解しないまま追加を選択してしまい、結局費用が大きくかさんだという話はよく聞きます。
・参列人数と式場の広さ
「家族だけのお葬式でも広い式場しかなく、スカスカ感があり、寂しい気持ちになって落ち着かなかった。」という事例もあります。実際は広いといっても50名収容ほどの中規模式場だったでしょうが、ご家族だけで数名となると、中規模式場でもとても広く感じてしまいます。人数に合わせた式場選びが大切です。
・簡素化をしすぎて葬儀後にトラブルに
簡素化でお坊さんを呼ばずに葬儀を終え、お寺にある先祖代々のお墓に納骨しようとしても断られたという話もあります。また、昨今は減りましたが、簡素化で親戚を呼ばずに葬儀を終えて、事後報告をして怒られるケースもありました。簡素化が悪いわけではありません。事前に色々と話をつけておくということが大事で、トラブル回避にもなります。

家族の合意形成が重要
どういった葬儀をしたいかだけでなく、例えば葬儀後お骨をどうするか、どうしたいかまでも含めて、ご家族・ご親族で普段からある程度お話をされて一つずつ合意形成をなされていくことが大事です。話し合うことで喪主になられる方だけでは気づかなかった解決策や問題点が浮かび、それに対処する時間を作ることができます。
故人の遺志、ご自分・ご遺族の意向などを普段から少し考え、葬儀社に事前相談をして少しずつ不安や問題を解消しておけば、いざという時の負担が軽くなります。多くの葬儀社では事前相談を受け付けています。後になって後悔しないためにも、気兼ねなく葬儀社や菩提寺に相談しましょう。
葬儀に「正解」はありません。大切なのは、故人やご家族にとって無理がなく、後悔の少ない「ちょうどいい」形を選ぶことです。当ホールでも、形式にとらわれず、ご家族それぞれのご事情やご希望に合わせた「ちょうどいい葬儀」を大切にしています。
実際の事前相談では、「家族だけで静かに送りたい」「宗教儀式は必要最低限にしたい」「費用を抑えつつ、故人らしさは大切にしたい」など、一つひとつのお気持ちを伺いながら、そのご家族に合ったご提案をしています。
枚方市周辺で葬儀や家族葬、事前相談をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。ご家族にとって後悔のないお見送りとなるよう、お手伝いいたします。



